2026年3月13日
訪問看護のリハビリリーダーが語る、未経験からチームを育てた「信頼」の話
信頼を軸にチームを育てるということ

訪問看護でリハビリ職として働くことに興味があっても、「未経験で大丈夫だろうか」「一人で訪問する不安がある」と感じている方は少なくないと思います。
今回は、ぴゅあナースリハビリステーションの開業メンバーであり、現在リハビリ責任者を務める30代の理学療法士(PT)に話を聞きました。訪問看護未経験で入職し、仕組みも文化もまだない立ち上げ期から、どうやって「相談しやすいチーム」をつくってきたのか。役職者としての判断基準、新人に求めること、そして「信頼」という言葉に込めた想いを、本人の言葉でお伝えします。
<この記事で伝えたいこと>
「信頼」という言葉に込めたチームの未来像
リハビリ責任者として大切にしている役割認識と覚悟
利用者対応・スタッフ対応で守っている判断基準
役職を引き受けた理由は、働きがいを守るため

なぜ役職を引き受けたのか──「働きがいを守る側」になる覚悟
役職を引き受けた理由は明確だったといいます。リハビリスタッフが「ここで働けていることに意味がある」と思える職場にしたい。その一点です。
自分が一番価値を出せるのは、技術論よりも雰囲気づくり。スタッフが前向きな気持ちで訪問に出られるよう、空気を整えることだと考えています。
「人の可能性は、環境や人間関係で簡単に埋もれてしまう。それを防ぐのが、役職者の責任だと思っています」
訪問看護のリハビリ職は日中一人で利用者宅を回る時間が長いからこそ、ステーションに戻ったときの空気感や、困ったときに声を上げられる関係性が、そのまま仕事の質に直結します。この人がリーダーとして最初に手を付けたのは、スキルアップの仕組みではなく「話しかけやすさ」でした。
判断に迷ったとき、何を最優先にしているか
訪問の現場では、一人で判断を求められる場面があります。そのとき、最優先にするのは関係者の安全と健康。どんな状況でも、この軸は変えないと決めています。
利用者対応で外さない基準は、「まず利用者の声を聞く」こと。正しさを押しつけるのではなく、耳を傾ける姿勢を最初に置きます。
スタッフ対応で外さない基準は、「一度、相手の気持ちになって考える」こと。注意や指摘の前に、背景を想像する。この順番を守ることで、「何かあったら言っていい」という空気ができると話します。
「自分が未経験で入ったからこそ、分からないことを聞けない空気がどれだけきついか知っています。だからこそ、聞ける空気のほうを先につくりたい」
訪問看護の新人リハビリ職に、最初に伝えること

新人が最初に身につけるべきものとして、この責任者が挙げるのは「接遇」です。
訪問看護のリハビリは、利用者の自宅という極めてプライベートな空間に入る仕事です。医療者として期待される役割に応えること。そして人として信頼されること。その両方が揃って初めて、在宅で「任せてもらえる」関係になれるといいます。
技術は後から伸ばせる。でも、第一印象で失った信頼を取り戻すのは難しい。だからこそ、挨拶、言葉づかい、靴の脱ぎ方、声のトーンといった「当たり前」に、最初の段階で意識を向けてもらうようにしています。
「信頼」と呼べるチームをつくるために、守っている順番
ぴゅあの強みは、報連相とチームワークだと即答します。一人の利用者さんのことを、担当外のスタッフも含めて全員で考えることが自然にできている。それがこのステーションらしさだと感じています。
逆に、「うちらしくない」と感じる状態も明確です。過度に営利目的に傾くこと。数字よりも先に信頼を積む。その順番を守ると決めています。
日々褒めたい行動として挙げたのは、元気でいること、爽やかな挨拶、思いやりのある行動。反対に注意したいのは、自分を大切にしないこと、利己的な言動、スタンドプレー。
「真面目に頑張る人が損をしないチームにしたい。その基準を、口に出して言い続けることが大事だと思っています」
1年後の目標と、新しく入る人への最初の一言
1年後に目指しているのは、お互いをリスペクトし、自然に相談が飛び交うチーム。各スタッフが抱えている負担や人柄を、もっと深く理解していくことが、いまの自分の課題だと話します。
「このチームを一言で表すなら、『信頼』です」
新しく入る人に最初に伝えたい言葉を聞くと、こう返ってきました。
「ぴゅあには、話しにくい人や悪い人は一人もいない。それだけは自信を持って言えます」
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PS.リーダーさんインタビューありがとうございました!